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運営中のBIツールへのAI機能追加とUX改善|要望の仕様化からリリースまで

すでに運営しているサービスへの機能追加は、新規開発とは別の難しさがあります。既存の使い勝手を壊さないことが前提になるうえ、追加したい機能の要望は「もっと分析を楽にしたい」といった抽象的な形で出てくることが多いためです。

株式会社スキロジーでは、運営中のBIツールに対するAI機能の追加とUX改善を実施しました。要望の仕様化から、PoC、モックアップ作成、技術選定、設計、実装、リリースまで一貫して対応しています。

この記事では、抽象的な要望を機能に落とし込む進め方と、運営中のサービスに手を入れる際の考え方をご紹介します。

ご依頼内容 運営中のBIツールへのAI機能の追加とUX改善
期間 約7ヶ月
対応範囲 ヒアリング、要件の仕様化、PoC、モックアップ、技術選定、設計、実装、テスト、リリース、リリース後の改善

ご相談時の状況と課題

経営層へのヒアリング

対象は、すでに顧客が利用している主力サービスのBIツールです。新しく作るのではなく、動いているものに手を入れる案件でした。

難しかったのは、ご要望が最初から機能の形になっていない点です。経営層の方が感じている課題は、日々の業務や意思決定の中にあります。それを「どの画面に、どういう機能を足すか」に翻訳する工程が必要でした。

この案件で必要だったこと 理由
抽象的な要望を機能要件に翻訳する 要望のままでは実装範囲も費用も決まらない
作る前に方向性を確認する 運営中のサービスでは作り直しの影響が大きい
既存の使い勝手を壊さない すでに使っている利用者がいる
AIを使う必要があるかを機能ごとに判断する 手段が目的化すると運用コストだけが増える

ご提案と実施内容

モックアップを見ながら仕様を確認する

進め方として、まず経営層の方へ直接ヒアリングを行い、何を解きたいのかを確認するところから始めました。そのうえで、抽象的なご要望を機能要件と仕様に落とし込んでいます。実施した内容は次のとおりです。

  • ヒアリングと、抽象的な要望の機能要件・仕様への落とし込み
  • PoCおよびモックアップを用いた仕様検証
  • フロントエンド・バックエンド開発
  • 要件に応じた技術・インフラ構成の選定および提案
  • CI/CDパイプラインの構築・運用
  • テスト、リリースおよびリリース後の改善対応

実装に入る前に、PoCとモックアップで方向性を確認しました。PoCでは技術的に実現できるかを確かめ、モックアップでは操作の流れが想定どおりかを確認します。運営中のサービスでは、作ってから作り直す手戻りの影響が大きいため、この確認に時間を使う価値があります。

AI機能については、機能ごとに必要性を確認しながら進めました。AIを使えば実現できることは増えますが、そのぶん運用の費用と、出力を確認する手間が発生します。既存の処理で足りる部分にまでAIを組み込むと、使い勝手が良くならないまま費用だけが増えます。

成果

機能追加後のBIツールの画面

約7ヶ月で、AI機能の追加とUX改善を企画から実装まで実施し、リリースまで完了しました。

  • 抽象的な要望を機能要件へ落とし込み、実装できる形にした
  • PoCとモックアップで方向性を確認し、作ってから作り直す手戻りを抑えた
  • 既存の使い勝手を維持したまま、運営中のサービスへ機能を追加した
  • リリース後の改善対応まで継続して実施している

担当者の視点

要望を伺いながら仕様に落とし込む

運営中のサービスへの機能追加は、既存の使い勝手を壊さないことが前提になります。まず何を解きたいのかを直接伺い、モックアップで確認してから実装に入りました。AIを使うこと自体が目的にならないよう、機能ごとに必要性を確認しています。

要望を出す側が仕様まで固めて渡す必要はありません。むしろ、固めきる前の段階でご相談いただいたほうが、実現性や費用を踏まえた選択肢を提示できます。仕様の翻訳から入れることが、開発会社に依頼する利点のひとつです。

同じような課題をお持ちの方へ

システム開発の相談・お問い合わせ

次のような状況であれば、要望の整理からご相談いただけます。

  • やりたいことはあるが、機能や仕様の形にできていない
  • 運営中のサービスに、使い勝手を落とさずに機能を追加したい
  • AIを活用したいが、どの機能に使うべきか判断できない
  • 作ってから作り直す手戻りを避けたい

スキロジーは、業務システム・Webアプリ・AI機能の企画開発を行う福岡のシステム開発会社です。何を作るべきかの整理からご一緒できますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。